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安らぎという幸福 Vol.72011.04.27 Wednesday
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その映画は太宰治の“ヴィヨンの妻”だった。
遊び人の主人を、その妻が何も言わずに支え続けるという夫婦愛を描いたストーリーだ。
古い日本の女性は、自分の主張も出来ず、なんて悲しい存在だったのだろうか。
奥ゆかしさや、いじらしさ、という美学は理解できるが、レミはその古臭い考えには反対だ。
お互いを平等に、尊敬しあうことで、ともに人生を歩んでいけるのではないか。
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